当施設では、施設で働く全職員の賃金改善・処遇改善を目指して、積極的に取り組んでおります。
当施設では、
特に、職場環境等要件を重視しながら、
①入職促進に向けた取り組み
②資質の向上やキャリアアップに向けた支援
③両立支援・多様な働き方の推進
④腰痛を含む心身の健康管理
⑤生産性向上のための業務改善の取り組み
⑥やりがい・働きがいの醸成
を目標として成就するために段階的に取り組んでおります。
特に、平成30年5月から全職員に対して「人事評価」を導入し、自己評価並びに全体評価を取り入れて、
毎年、各職員から施設が指定した「人事評価書」に1年間掘り起こしてきた業務や自己研鑽に努めてきた
内容を記載してもらい、それを基に上司と面談を重ね、個々にフィードバックして適正に評価してゆく事
で賃金の改善を計ってきております。
特に介護職員の中の介護福祉士の有資格者に対して、一定の技能と経験があると認められた者は、年間総収入が
440万円を超えるように取り組んできており、実際、ほぼ全員の介護福祉士資格者が目標通りの賃金を
頂くまでに着実に成果を収めてきております。
毎年、「給与基本給」は勿論の事、「職能給」「資格手当」「役職手当」「扶養手当」「住宅手当」「夜勤手当」
等々のいずれかの引き上げを行いながら、特にこの2月からは「介護職員処遇改善支援補助金手当」も加わって、
従来から給与や賞与にて支給しております「処遇改善加算手当Ⅰ」及び「特定処遇改善加算手当Ⅱ」と介護職員
方々には、特に厚みのある給与体系となっております。
また、職位や職責、職務内容を盛り込んだ「人事評価書」の判定度合いによっては、昇給のみならず、昇格も
十分可能となっており、
①経験に応じて昇給する仕組み
②資格等に応じて昇給する仕組み
③人事評価に応じて昇給・昇格する仕組み
④偏りのない人事評価(一次評価・二次評価の導入)
を全社的に取り入れてこちらも定着化しつつあります。
また、毎年、外部研修会への積極的な参加、資格取得支援のために働きやすいシフトを組んだり、費用等に
関しましても、法人から全面的にバック・アップして職員の技能及び資質向上を常に目指しているところで
あります。
以上のように、給与体系や昇給システムを全面的にガラス張りにし、また、定期的に全体ガイダンスを開いて
説明会を行う事で、給与体系をわかりやすく解説することによってモチベーション・アップへと繋がり、また、
専用掲示板にて広く職員全体に周知できるよう職員皆様方に「見える化」を計る事で安心して長期間働ける職場
作りを目指しております。
さらに昨年(令和3年)からは、定年退職を65歳とし、その後も70歳まで再雇用する制度もいち早く取り入れ、
併せて、退職後も安定した生活が営む事ができるように退職金積み立ても充実した制度を構築しております。